昨年の節分の時、横浜に住むお嫁ちゃんから「節分にはその年の恵方を向いて巻きずしのまるかぶりをすると幸運を呼ぶ。関西では一般に行われていて、正統派巻きずしは7種の具(7福)を巻き込む」とスーパーで宣伝しているけど、“ホント?”
私がこの習慣を知ったのは結婚したとき、昭和45年です。
私も大阪出身ですが、まだこの頃は大阪市周辺では一般的でなかったと記憶します。
結婚して大阪市内に住んだのですが、このとき、節分には恵方を向いて巻きずしをまるかじり(かぶりでなく、かじりです)するこの風習を知りました。
それ以来、徐々にこの風習は広がり、定着していったように思います。
特に今年は関東でもブレイクしたようですね。
多分、大手コンビニの仕掛けからじゃないでしょうか?
元々は大阪の海苔組合の仕掛けといわれていますが、大阪ではまんまとはまって広がり、情報化社会で関東がはまっていくようですね。全国展開も間もなくでしょう。
主婦にとって、節分には巻きずしと決まると、献立を考えなくていいので、とてもありがたいのです。恵方を向いてがなんともおもしろい、しかも家族揃って、黙って、なんて漫画チックで、ほんわか気分になりますよねぇ。
ちなみに恵方巻きの名前は関西では以前は聞きませんでした。単なる巻きずしです。
基本は高野豆腐、かんぴょう、椎茸、三つ葉です。
ただ、今年はスーパーのチラシには恵方まきが登場しています。「いつごろからこの名が使われていたか?」定かでないのですが(余り気にしていなかったので)…。
その他、お店によって、至福巻き、節分巻き、開運巻き、等のネーミングがなされています。冬の土用のうなぎとなるのでしょう。うなぎは好き嫌いがけっこうあるけど、お寿司は皆大好き、うなぎを超えることでしょう。
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